サイバーパンクとファンタジーの要素が融合したテーブルトークRPG「シャドウラン」。
そのゲーム化権を所有するHarebrained Schemesが,
シリーズ最新作「Shadowrun: Hong Kong」のKickstarterキャンペーンを実施し,
10万ドルという初期目標を大幅に上回る120万4726ドルもの資金の調達に成功した。
対応プラットフォームはPC,Mac,Linuxが予定されている。
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「Shadowrun: Hong Kong」は,
2056年の香港を舞台に非合法な依頼を請け負う地下集団“シャドウランナー”が,
地域を支配する企業に戦いを挑むというストーリーになっている。
「Shadowrun: Returns」や「Shadowrun: Dragonfall」といったシリーズ過去作と同様に,
クォータービューのターンベースRPGとのことで,システム面もほぼ踏襲している様子だ。
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プレイヤーが率いるメンバーは,
戦場の掌握や毒ガスの利用に長けたゴベット(Gobbet),
武器を巧みに使いこなすダンカン・ウー(Duncan Wu),
スナイパー銃やガジェットの扱いに長けたイゾベル(Isobel),
歩行型ロボットを操るラクター(Racter),
そしてシャドウランの世界観ではお馴染みの“ヤクザ連合”に属していたというガイチュウ(Gaichu)という5人が公開されている。
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開発元のHarebrained Schemesは,テーブルトークRPG「シャドウラン」を生み出したFASA Corporationの創設者であり,
Microsoft在籍時にはXbox 360用ソフト「Shadowrun」や「MechWarrior 4: Vengeance」などを手掛けたことでも知られる
ジョーダン・ワイスマン(Jordan Weisman)氏が率いている。

同シリーズはファンの根強い人気を誇っているだけに,
今回のKickstarterキャンペーンが大成功に終わったことも素直にうなずけるというものだ。
2015年夏のリリースが予定されているとのことで,続報が気になる人は公式サイトをこまめにチェックしておくといいだろう。

「Shadowrun: Hong Kong」公式サイト
http://harebrained-schemes.com/shadowrun/hongkong/

以下ソース:4Gamer.net 02/18
http://www.4gamer.net/games/291/G029196/20150218027/