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オンラインゲームの仮想通貨を現金化するサイトを開き、
人気ゲームソフトのタイトルと酷似したロゴを無断で使用したとして、
栃木県警は19日、商標法違反の疑いで東京都足立区の会社役員・佐藤高弘容疑者(41)を逮捕した。
調べに対し容疑を認めている。

 足利署によると、同サイトでは人気ゲームのタイトルロゴを57種類、78点使用。
仮想通貨の販売やバナー広告で3000万円以上の収入を得ており、
県警は利用者から信用を得ようとしてタイトルロゴを使ったとみて、詳しい経緯を調べる。

 逮捕容疑は昨年6~10月、オンラインゲーム上の仮想通貨やアイテムを転売するサイトを開き、
アイコンに「ドラゴンクエスト10」とみられるタイトルロゴを無断で使用した疑い。
他に「ファイナルファンタジー11」や「信長の野望」などのロゴも使っていた。

 ゲーム内で使う通貨やアイテムを現金化する「リアル・マネー・トレード(RMT)」は
大手ソーシャルゲーム運営会社が禁止しているが、
直接取り締まる法整備は遅れているのが現状。
足利署によると、RMT業者が商標法違反容疑で摘発されるのは全国初という。


スポーツ報知 2/20
http://www.hochi.co.jp/topics/20150219-OHT1T50214.html